近所を車で走っていたら、こんな名前の道を発見しました。インドネシアなのにフジヤマ通り。インドネシア語では「Jl. Fujiyama」と表記します。
場所は、東ジャワのマラン市内です。なぜ「フジヤマ」と名付けたのか、命名の由来が気になります・・・。
目次
インドネシア・マランに「フジヤマ通り」があった!
【写真:フジヤマ通りの道路看板】
地域によりますが、マランには、山の名前が道路の名前に取り入れられている場所も多くあります。
「マランって、どこ?」と思われるかもしれませんが、東南アジアの地図から見ると、この赤い矢印のあたりがマランです。
さらに拡大して・・・、「ジャワ島」から見た時のマランは、ここになります。
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「それにしても、フジヤマとは・・・」と、びっくりです。
車で通りがかった時、はじめは「見間違えか?」とも思いましたが、
「いや、でもフジヤマと書いてあったはず!」と。
わざわざ車をバックさせて写真を撮ったという次第です。
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インドネシアの知人に聞いてみたり、私が運営する、インドネシア人向けFacebookページで聞いたりしました。でも、はっきりした由来はわかりません。
【写真:フジヤマ通りは涼しくてのどかな場所です・・・】
日本が敗戦を迎えた時、日本に帰ることを拒否し、インドネシアに残留した日本兵たちもいます。そうした人たちが郷愁の念で付けたのでは・・・との声もありましたが、定かではありません。
ボゴールには桜通り(Jl.Sakura)がある!
一方で、「ボゴールには、桜通り(Jl. Sakura)があるよ!」とのコメントもありました。
バタムにはナゴヤ(Nagoya)という都市がある!
また、「バタムには、ナゴヤ(kota Nagoya)という町がある」との情報も寄せられました。
名古屋在住のインドネシア人留学生の一人によると、こんな話も・・・。
「名古屋に住んでいるのに、バタム島のNagoya在住の人から連絡をもらったことがあるよ。近所だから会おうって(笑)」
ウェブサイトでは、こんな解説がありました。
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インドネシアに成田空港通り(Jl. Bandara Narita)がある!
さらには、「うちの近所には、成田空港通り(Jl. Bandara Narita)があるよ」と!(笑)
というわけで、「フジヤマ通り」については、日本兵との関連なども想像したものの、ひょっとすると、適当に付けただけなのかもしれないですね・・。
ちなみに、残留日本兵について研究する知人にも聞いてみましたが、関連はわからないとのこと。また何かわかり次第、ブログでご報告します!
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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