今日はバレンタインデー。いろいろな思いをもって過ごす人もたくさんいらっしゃるのでしょうか。
ウィキペディアのデータによると、現在の日本では、チョコレートの年間消費量の4分の1がこのバレンタインデーに消費されると言われるほどになっているそうです。
4分の1ともなると、とんでもない量で、この国民的行事の盛り上がりには、どこか異常な感じすら漂ってきます。むかしインドネシアの友人に、日本におけるバレンタインデーとホワイトデーの話をしたら、最初は、まったく信じてもらえませんでした。あまりにも奇異なんですよね。
バレンタインといえば、ロシアから日本に来たモロゾフ一家
バレンタインデーになると想起してしまうのは、モロゾフ一家の話です。ロシアから遠路はるばる日本にまでやってきた家族。移住に移住を重ね、日本でお菓子工場を立ち上げたのがモロゾフさん。
日本でも有名な「モロゾフ」を創業したのが、このモロゾフ一家です。そして日本の国民的行事である「バレンタイン」の発祥とされるのが、同社の2代目社長、バレンタイン・モロゾフさんの存在です。詳しいことは、こちらをどうぞ。
■ヴァレンティン・フョードロヴィチ・モロゾフさん (Valentine Fedorovich Morozoff) (1911年3月1日 – 1999年1月23日) [wikipedia へのリンク] |
バレンタイン・モロゾフの本「コスモポリタン物語」
そのバレンタインさん御本人から、「コスモポリタン物語」という本をいただいたことがあります。
私にとって、強く感銘を受けた1冊になっています。詳細は上記ブログに書きましたが、同社の創業からの歴史には、格別な想いを馳せずにはいられません。
家族そろって、地球を半周近くも移動してから創業し、大変な苦労を経て、神戸の名店にまで育てあげたという、実に強いインパクトのある歴史です。
バレンタインの歴史は深い
せっかくのバレンタインデーですから、ただ単に資本主義のレールにのっかって、「チョコレートをもらう、あげる」だけで義務的に終わらせるのではなく、いろいろなことを考える、いろいろなことを考え合う・・・、そんな大切な一日にしたいものですね。
バレンタインとモロゾフの関係について関心のある方は、ぜひ、こちらのブログを参考にしていただければ幸いです。
2008年2月14日 渡邉 裕晃
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