ガドガド|インドネシアの温野菜サラダをスラバヤの名店で食べてみた!

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今回ご紹介するのはインドネシアの温野菜サラダ「ガドガド」(Gado-gado)です。インドネシア第2の都市スラバヤにある、ガドガドの名店に行ってみました。

このレストランのことは、スラバヤ在住の知人から教えてもらいました。「とにかく行ってみて。とにかくここのガドガドを食べてみて!」と、お店の場所を教えてもらい、さっそく行ってきましたよ。




インドネシア・スラバヤにあるガドガドの名店、その場所は?

今回訪問したガドガドの名店ですが、お店の名前は「Gado-Gado ARJUNA Pak Satumin」です。インドネシア語での読み方は「ガドガド・アルジョノ、パッ、サトゥミン」。アルジュノ通りにあるお店なのですが、そのまま訳すと「アルジュノにある、サトゥミンおじさんのガドガド」という意味になります。

昔からのローカル向け大衆食堂(ワルン)です。とっても濃厚で、不思議な懐かしさのある味わいでした。お店の場所はこちらです。

インドネシアの温野菜サラダ「ガドガド」とは?

ガドガドは、インドネシアの温野菜サラダで、さやいんげん、ほうれん草、キャベツ、ブロッコリー、トマト、ニンジン、ジャガイモ、もやし、キュウリ、豆腐の厚揚げ、ゆで卵など、さまざまな野菜が並べられ、それに甘辛いピーナッツ・ソースをかけた一品。中には「バナナの皮で蒸したお米」からつくられたロントンも。

インドネシアでは、屋台でも、また大衆食堂からレストラン、ホテルに至るまで、幅広い場所で食べられるサラダです。サラダと言っても、メインメニューのサブとして食べるというよりは、もうそれだけで主役として食べられる・・・というのが「ガドガド」です。

インドネシア観光省が選定した「インドネシアの5大ナショナルフード」の一つにも選定されています。

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ありふれた一般メニューなのですが、「この店のガドガドはすごいよ!」って紹介されて。「どこにでもある商品だけど、そんなにすごいの?」と、半信半疑ながら、逆にどんなにすごいんだろう?とワクワクして。いてもたってもいられず、教えてもらってから即座に行きました。

スラバヤにある「ガドガド」レストランの名店!

お店の外見はこんな感じ。味わいのある大衆店・・・という感じ。

中に入ると大勢のお客様でにぎわっていて、「ガドガド」が有名なだけに「ガドガド」の一択で注文しました。周りのお客様を見ていても、みんな「ガドガド」を食べていて。

しばらくして出てきた「ガドガド」がこちら。見た目には、よくある「ガドガド」。でも食べてみてびっくりー。ピーナッツソースの味わいが、普通のガドガドと比べて明らかに違うのです。

とっても濃厚な味わいで、なんとなく懐かしい感じ。「何だ、この感覚は?」と思いながら、じっくりと味わって食べていたのですが・・・、途中で「ああっ!」と思い出しました。そう、味噌です。日本の味噌を甘くしたような感じ。和食っぽい感覚なんですよ。

あぁ、これが人気の秘密なのか!と思いました。

この味はすごい。というか、通常のレストランやホテルでも普通に出てくる「ガドガド」ですが、さすがにこの味付けは難しいだろうなと思いました。人気のほどがうかがえます。

スラバヤにあるサトゥミンさんのお店、その歴史と魅力

このお店を紹介した記事によれば、創業は1970年台。

サトゥミンさんが、奥様のスピックさんと一緒に始められたお店で、お二人が開発した独自のピーナッツソースが特徴。創業以来、ずっとレシピは変えていないらしく、現在は2代目のナニックさんが店を受け継いでいます。

午前8時にオープンして、閉店は午後6時。夕食時間帯に閉めてしまうというのが、なんとも人気店ならではという感じですよね。記事によれば、1日あたり200から300のガドガドが出るそうです。秘伝のメニューは厳しく守られているとのこと。今回行ってみたのはランチ時間帯ですが、ほぼ満席の状態が続きました。

リヤカーから初めて、屋台、そして食堂へ・・・と発展してきた同店。創業夫妻の苦労のほどが忍ばれますね・・・。

「ガドガド」以外にもインドネシア名物グルメが!

なお、このお店は「ガドガド」がメインですが、他にもいくつかのメニューがあります。

ジュースも、ココナッツジュースや、「Dawet」と呼ばれる飲み物が名物だそう。ダウェットは私も初耳ですが、一般的には「チェンドル」と呼ばれる飲み物だとか。

チェンドル – Wikipedia
チェンドルは米(もしくはサゴヤシ)の粉にココナッツミルクとビンロウ糖を加えて作る暗緑色の粘り気のある菓子である。これは氷抜きで提供される事が多い。ジャワ語では、「チェンドル」は野菜の緑のゼリー状の部分を指す言葉であり、チェンドルにヤシ糖やココナッツミルクを組み合わせた菓子は「dawet」と呼ばれる。

私は、こういう甘い系のものが苦手なので挑戦できないのですが、もしこのお店に来るチャンスがある方は、「ガドガド」に加えて、ダウェットにもチャレンジしてみて下さい!

サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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