インドネシアの首都ジャカルタで、吉野家の移動販売車を見つけました。
見てください! このインパクトの強さにはびっくりです。
車の名前は「yoshinoya jalan jalan」(吉野家ジャラン・ジャラン)。
「ジャラン・ジャラン(jalan jalan)」は、「散歩」を意味するインドネシア語です。
ゆっくりと、じっくりとインドネシア全土に牛丼を広めてくれる・・・、そんなイメージが感じられますね。今回は、吉野家インドネシアの移動販売車をご紹介します。
【写真:インドネシア吉野家の移動販売車 “yoshinoya jalan jalan”】
目次
吉野家インドネシアの移動販売車「吉野家ジャラン・ジャラン」
後ろから見ると、この通り。
街を走っていると、かなり目立つでしょうね・・・。
【写真:移動販売車の後部。かなりインパクトがありますね】
また、前はこんな感じ。
販売商品のメニューが掲げられていました。
【写真:販売されている商品のメニュー】
急成長するインドネシアの吉野家
インドネシアでも、都市部を中心にして、「吉野家」の存在は有名になりつつあります。同社のIR情報を見ると、インドネシアでの店舗数は2015年10月現在で45店。1月時点では35店舗でしたから、急速に増えています。
私の周りのインドネシア現地の知人に聞いても、「吉野家おいしい!」という人は多いですよ。
ちなみにインドネシアでの吉野家については、以前ブログにも書いていますので、ご関心のある方はこちらをどうぞ。
日本の吉野家の移動販売車は「オレンジドリーム号」
ところで、この吉野家の移動販売車。日本には無いのかな・・・と思って調べたところ、ありました!
(でも、だいぶレアな存在らしいです)
日本の場合は「オレンジドリーム号」という名前。
【写真:日本の吉野家の移動販売車「オレンジドリーム号」(同社ウェブサイトより)】
吉野家のホームページで以下のように紹介されていました。
■オレンジドリーム号|吉野家を知る|吉野家
オレンジドリーム号は、牛丼弁当と一部のサイドメニューを販売する吉野家の移動販売車です。トラックの中に厨房があり、その場でできたてホカホカの牛丼弁当を販売しています。車のデザインは、吉野家カラーであるオレンジを全面的に使用し、ひと目で「吉野家だ!」と分かるよう、遠くからでも目立つデザインとしています。 もちろん、牛丼弁当は、店舗で販売しているものと同様、「うまさ」にこだわっています。オレンジドリーム号の牛丼弁当をお召し上がりいただいたお客様が、今後も末永く吉野家をご利用していただけることを願い、日々活動しています。 |
吉野家に直接取材をされた方も!!
この「オレンジドリーム号」については、ウェブで探すと、吉野家に直接取材をされた方もいました。2011年3月付の記事で、リンク付きでご紹介しますが、これを読むと「へぇ!!!!!!」という感じです。
■@nifty:デイリーポータルZ:吉野家の移動販売車で食べる牛丼のうまさよ
—そもそも吉野家さんが移動販売車を始めたきっかけは? 「2年半くらい前、店舗の改装を進めていた時期があったんですよ。改装のためにお店を閉めなくちゃいけなかったんですが、その時にお客様に継続して吉野家の牛丼をお召し上がりいただきたいという思いのもと、この『オレンジドリーム号』を作りました。 —オレンジドリーム号、今まで見たことないですよ。そうとうレアなんじゃないでしょうか。 —今後、移動販売車を増やしていったりはしないのでしょうか。 「店舗改装時の活用がメインで、稼働スケジュールの問題のない範囲で外部イベント等でも活用している、というのが正直な話で、今のところ増やす予定はないです。」 |
「オレンジドリーム号」は、被災地支援活動でも活躍したようで、吉野家のウェブで、写真入りの報告記事がありました。
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インドネシアでは、どのような活躍をすることになりますかね・・・。
吉野家という日本の名物が、インドネシアを走り回る!!
急速に店舗数を増やしているとはいえ、まだインドネシア吉野家の店舗数は全土で45店。インドネシアには「日本好き」が多く、日本食を好む人や、実際に日本食レストランが増えている事情もふまえると、「yoshinoya jalan jalan」の出番は、まだまだ多い気がします。
吉野家という日本の名物が、インドネシアを走り回る・・・。
これからのさらなる活躍に期待大です。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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