今回のコラムは、前回コラムの続きになります。もし前回コラムをご覧になっていないようであれば、ぜひ、こちらをご覧下さい。
面接というのは、小手先のテクニックで演技して行うものではない。それは、面接というものは、非日常の出来事ではないから。そもそも人生それ自体、毎日が面接の連続のようなものだから・・・。
そんなお話をさせていただきました。
そして私が、面接で望むことは、
■「前向きに、自分のベストで、一生懸命に取り組んでほしい」 |
ということ。
自分を一生懸命に出し切る。
素の自分を出し切ることが大切だ。
そんなお話をさせていただきました。
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面接というのは、いろいろな場面で遭遇するものです。
入社や転職といったオフィシャルな場面だけでなく、
新たな人との出会い自体、オフィシャルではない面談のようなもの。
だから、小手先の演技で切り抜けようとすることは、
その場その場で人生を取り繕うようなものなのです。
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では、どう勝負すべきか?
自分の素の姿を、一生懸命に伝える。
これしか王道は無いのだと思います。
表現がおかしいかもしれませんが、そのためにすべきことは
■「ありのままの自分」を鍛える |
ということになります。
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一生懸命さを失ったら、人間おしまいです。
小手先のテクニックに走る人間の薄っぺらさは、
見るに耐えがたいものです。
特にこれから社会に出て行く皆さんには、
ぜひ一生懸命さを失わないスタンスを大切にしてほしいと思います。
精一杯に動いてみること。
きっと、それ相応のものが返ってくるはずです。
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ありのままの状態を鍛えること。それが王道。
だからこそ、どんなことにも手抜きをしないことが大事だと思うのです。
仕事もプライベートも一生懸命に。
すると、その一生懸命さは、楽しさに転化します。
そして、仕事以外の思わぬことが、仕事にも役立ったりするもの。
でも、それも、
もし一生懸命にやらずにいたら、出会わなかったはずのもの、
もし一生懸命にやらずにいたら、身につかなかったはずのもの、
であるはずなのです。
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「一生懸命やるのは格好悪いこと」
「その場その場をうまくやり過ごすのが賢いこと」
そんな風潮は、私はおかしいと思っています。
小手先のテクニックで演技する能力はアップしても、
「自分のありのままの状態」を鍛えることにはつながりません。
自分に自信をもって、自分を一生懸命に出し切る。
自信がなければ、一生懸命に日々を生きる。
そうした姿勢が、たとえ時間はかかっても、
ホンモノの人間というものを形成していくはずです。
【このテーマ:おわり】
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このコラムは、2008年3月29日に配信したメールマガジンを転載したものです。
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2008年4月13日 渡邉 裕晃
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