この度、新宿区の「男女共同参画推進会議(第4期)」の区民委員を拝命いたしました。任期は2012年7月14日までです。
正直なところ「私ごときで良いのでしょうか?」という思いは拭えません。今回は、なぜ「男女共同参画推進会議」の委員をお受けしたのかをまとめてみたいと思います。
目次
きっかけは「産業振興基本条例に関する懇談会」委員への就任
昨年も、新宿区の「産業振興基本条例に関する懇談会」委員を拝命したばかりです。
産業振興懇談会では、私なりの思いや指摘を好き勝手に放言しているくらいで、何の力にもなれていない気もするのですが・・・、
【写真:第1回「産業振興懇談会」の風景】
それからわずか1年足らずで、また新しいお役目を頂戴することになりました。任命いただいた以上は、少しでもお役に立てるよう、尽力していきたいと思います。
会社経営とは異なる仕事。これをなぜお受けしたのか、またそこにどんな思いがあるのか。そうしたことについては、上記ブログにて詳述させていただいています。
「男女共同参画」にも顔を突っ込むことにした理由
そしてなぜ今回「男女共同参画」にも顔を突っ込むことにしたのか。前述の通り、私は昨年から、新宿区の「産業振興基本条例に関する懇談会」の区民委員をお受けしています。
それは、私自身が24歳の時に新宿で起業し、新宿で職住接近をしてきたこと。つまり「働く」「暮らす」の両面において、長い間新宿でお世話になってきたからですが・・・、
その「お世話になっている」との思いに拍車をかけたのは、一昨年と昨年とに、それぞれ子供を授かったことが大きく影響しています。
ちなみに親バカ批判を承知で、我が家の2人の子供たちは現在こんな感じです!(笑)
新宿は人の住む場所じゃない?
私は新宿はとても良い場所だと思っています。
中山区長から直接お話をうかがってみても、育児や子育てに向けた環境拡充の姿勢には大変共感しています。区内のパパ友、ママ友と話をしても、新宿は住み良い街だと言います。
一方で、区外のパパ友、ママ友と話をすると「新宿は人の住む場所じゃないよね」と言われることが多くあります。
このギャップを埋めていきたい、また、より活気のある新宿へ、「働く」「暮らす」の両面において他の模範になるような新宿づくり・・・。そこにいささかでも貢献できればと思ったことがきっかけでした。
新宿区の「暮らしの充実」は男女共同参画から!
今回「男女共同参画推進会議」の区民委員のお話をいただいて、同じ観点から何がしかの貢献ができるのではないかと思い、お受けすることにしました。
つまり「産業振興」を考える次のステップとして、やはり「暮らし」の問題があると考えたのです。
「男女共同参画社会」を「女性の社会進出」と狭義に考えるのではなく、男女が一緒になって住みより社会をつくっていく、まさに「暮らし」の充実に向けて何ができるのか、ということです。
(ひいては、これが産業振興にもつながってくるのですが)
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「男女共同参画社会を実現するための区民の役割」。
これを一言で表現するのは難しいことでしょう。
ただ、もし「新宿」をキーワードにするのであれば、私自身の経験からくる思いは、一抹のお役に立てるのではないかと。
具体的には・・・、
・地域におけるベビー友達との交流や暮らし、
・新宿での十年以上にわたる会社経営を通じた、雇用やワークライフバランスのあり方についての考え。
そうした経験に基づいての思いであれば、お役に立てるのではないかと思ったのです。また、ここの充実化が、ひいては産業振興にも直結してくるはずですから、「産業振興条例の懇談会」での議論ともリンクするところがあるはずです。
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私自身の経験からすれば、「活き活きとしているご家族」の共通点は、「ワークライフアンバランスでない」こと。
それは、よく言われるような、「ワーク偏重でない」という、ありきたりな側面だけでなく、実は「ライフ偏重でもない」ということがポイント。
「ワークもライフもダブルで謳歌しよう!」という、実現困難にも見えるような、欲張りな姿勢こそが、実は幸せを生んでいるのだという姿を見てきました。
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「働くをないがしろにしない」ワークライフバランス。
「働くをないがしろにしない」男女共同参画のあり方は、まさに「仕事」を核とする産業都市「新宿」ならではの、新宿であってこそのオリジナルな男女共同参画モデルを創出し得るのでは? とすら考えています。
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なぁんて大上段に構えて言ってみたものの(笑)、正直なところ、専門家でもない私ごとき若輩者にできることは限られています。
まだまだ勉強しなければいけないこともたくさんあるでしょう。それでも、大事なお役目に任命いただいた以上、そのご期待に少しでもお応えすべく、頑張っていきたいと思います。できることは限られていますが、できる限りの尽力にチャレンジしたいと思います!
■追伸:
これについてのアイディアがあれば、皆様、ぜひどんどん教えて下さい!
★参考記事(男女共同参画の観点から) 「女性の活躍を応援したい!」 「男女が一緒になって暮らしを豊かにしていくべきだ!」 そういう私の小さな思いが、昨年こんな記事に結実しています。 「子育てママも、スマートフォンを使えば、もっと楽しくもっと活躍できる!」 という記事として、取り上げていただいたのです。 約120万部発行のフリーペーパー「iPRESS」Vol.4(2009年12月発行号)です。 iPhone情報専門フリーニュースペーパー「iPRESS」。
本日12月5日から配布スタートとなった「Vol.4」で、小さな記事ですが... 掲載された記事を拡大すると、こうなります。 ■日本全国のみなさん、あなたにとってiPhoneの魅力とは何ですか? |
【参考】新宿区男女共同参画推進会議に関するブログ記事
新宿区の男女共同参画推進会議に委員として参加させていただいた際のブログ記事をまとめました。こちらの記事も、ぜひどうぞ。