インドネシア第2の都市、スラバヤ。ジャカルタにはたくさんの日本料理店がありますが、スラバヤになると急に店の数が減ります。
昔からの定番店がほとんどで、たしかに味はおいしいのですが、だんだんと飽きてくる・・・というのが正直なところ。そんな中、新たにオープンして注目を集めているのが、今年オープンしたばかりの日本料理店「Sakeyo」です。
今回「Sakeyo」(酒よ)にお邪魔して、お食事を堪能させていただく機会に恵まれました。スラバヤで注目の日本料理店「Sakeyo」についてご紹介します。
目次
スラバヤの日本料理店「Sakeyo」のシェフは日本人!!
【画像】Sakeyoの入口
お店に訪問してみると、インドネシア語なまりの日本語で「いらっしゃいませ〜」と。インドネシア人スタッフが、にこやかな笑顔で迎えてくれました。
個室に通され、メニューを眺めていると「いらっしゃいませ」と声をかけてくれた日本人が・・・。同店でエグゼクティブシェフをつとめる上別府 利和さんです。
かつて、ホンジュラスにある日本国大使館の公邸料理人もつとめた方で、元々は鳥取で「因幡骨付鳥やぶれかぶれ」のオーナーシェフ。その後は、ジャカルタにある高級日本料理店「伊勢屋」のエグゼクティブシェフとして活躍されていました。
料理人としてのこだわりと職人魂は、上別府さんのfacebookを見るだけでも伝わってきて、ぜひ一度お目にかかりたいと思っていたのです。
スラバヤの日本料理店「Sakeyo」の場所は?
【画像】Sakeyoの店内の様子、カウンター席オススメですよ!
日本料理店「Sakeyo」は、スラバヤ西部のショッピングモール「パクウォン モール」(Pakuwan Mall)の中にあります。
地図で示すと、こちらになります。
スラバヤの日本料理店ではピカイチの名人芸!!
【画像】Sakeyoのエグゼクティブシェフ、上別府利和さん
そもそも私が「Sakeyo」の存在を知ったのはFacebookがきっかけ。いざ連絡させていただいて、わずか3日で対面が実現しました。
上別府さんとのメッセージのやりとりがとっても自然体で、引き込まれるようにして、いつの間にか予約をとっていました・・・。
いくつかのお料理をご馳走になりましたが、その一つひとつに想いやこだわりが感じられて、こういうお食事はホントに久しぶり!
スラバヤにある日本料理店は、ほぼ8割方は制覇したつもりですが、この新店「Sakeyo」は私の予想を上回る出来栄え。一つひとつを丁寧に仕上げようとする上別府さんの職人芸ならではと言えるでしょう。
「Sakeyo」がスラバヤの日本料理業界を牽引する可能性
最後に語るのも申し訳ないですが、私自身、実は「少食」のため、食レポがしづらいのが正直なところ。数品しか食べられないので、感想も書きづらくて・・・。
でも、わずかながらにお食事をいただいた中でも、「おぉ!!」と思えるものばかり。その後、2度、3度と訪問してみても、「スラバヤの他の日本料理店とは明らかに違う!」というのが正直な感想です。
写真で感じていただけるかな・・・と、たとえばこちらをどうぞ!
【画像】寿司盛り合わせ、期待を超える美味に驚き!
【画像】魅惑たっぷりのラーメン!お替わり必須!
【画像】この「釜飯」は、ホントにハマりますよ!
【画像】ベランダ席もあります!
【画像】日本酒!! そして、おちょこ!!
【画像】感性がいいな・・・
ただ、この料理の数々は上別府さんの作品でもあるので、インドネシア人スタッフが作った場合にどうなるか・・・というのは未知数ではあります。
一方で、注目すべきは上別府さんの姿勢。インドネシア現地スタッフや現地の料理人たちにも想いをかけ、時間をかけてじっくりと丁寧に育てていこうとされる姿勢が如実に伝わってきました。
こういうお店は、心から応援したくなりますね・・・。スラバヤで日本料理店を探されているのであれば、ぜひ訪問してみて下さい。
というわけで、上別府さん、ありがとうございました!