インドネシアで生活をするようになってから５年目を迎えました。よく日本に住む知人から、「現地ではどんなものを食べているんですか？ ナシゴレンとか？」って、よく聞かれるんですが、実はそれほど食べません。
たしかに「ナシゴレン」は、インドネシアの料理。日本でも知名度は高いですよね。でも、インドネシアで暮らしていて「ナシゴレン」を食べる機会はあまりありません。お店に無いわけではなくて、単に私が選択しないだけ。
だって味が普通すぎるんですよ。「これは、おいしい！」って、驚きをもって迎えられるようなナシゴレンがあまりなくて。本当に普通なんです・・・。
でも、さすがに何ヶ月も食べずにいると、「ナシゴレンって、どんな感じだったかな・・・」と気になる時があります。ここのナシゴレン、ズバリ「当たり」でした！
ナシゴレンが、どうしても食べたくなる時
先日、日本で１ヶ月くらい生活していて、その後にベトナムで２週間くらして。
久しぶりにインドネシアに着いた時、真っ先にランチで食べたくなったのが「ナシゴレン」。普段は食べないんだけど、しばらく食べないと気になってしまう。そんな存在なんですよね。
先日トランジットでバリに１泊した時にいただいたナシゴレンがこちら。ズバリ「当たり」でした！ いやぁ、これはびっくりした・・・、そしてバリ島のレストランなのに、わずか350円。
バリ島のホテルで味わうナシゴレンの美味!!
ナシゴレンって、インドネシアの定番料理なんですが、私の経験上「当たり」を引くことはあまりありません。ホテルのレストランで食べることもあれば、庶民が行くような食堂、あるいは屋台で食べてみることもあります。
たしかに「ここのナシゴレンは最高だ！」って感じられる店はあるんですよ。
でも、なぜか、なかなか無いんです。だから、どこのお店に行っても「ナシゴレン」を選択することがなくなってくるのですが・・・。
ここのバリのお店は「当たり」でした。久しぶりに食べたからなのかもしれませんが、「あぁ、インドネシアだ！」って思いました。この味、日本では味わえないんですよ。
日本のレストランでもナシゴレンは食べられるけれど
日本にもインドネシア料理の店はあるし、ナシゴレンほどの高い知名度があればこそ、日本のいろいろなレストランで見かけますよね。でも、全部違うんですよ、味が違う。ホントに違うんです。
インドネシアに来てこそ、「ナシゴレン」を味わってみてほしいなと。高級ホテルで食べるナシゴレンと、普通の店で食べるナシゴレンと、また屋台で食べるナシゴレンとでは、これまた違う・・・。
サンバルソースは、ナシゴレンを味わうには必須!!
また、辛いものが好きな人には朗報。「サンバル」と呼ばれる辛味香辛料があって、これとの付け合せでも、様々に味が変化してしまうのがナシゴレンの魅力です。
これまた、ぜひ辛党の皆さんにはいろいろ試してほしいな・・・とも思うのですが、でもこんな「オススメ」をするのを躊躇してしまうのは、多くの人の場合、滞在日数が限られていること。短期滞在だと「ハズレ」は引きたくないですよね・・・。
それを考えると、短期でインドネシアを滞在する方は、できるだけ具体的に、自分の味の嗜好を、きちんと案内人に伝えることが、インドネシアのグルメを味わうコツなんじゃないかなと思います。というわけで、もうどこまでも語り続けてしまいそうなので、今回はこれにて。
いやぁ、インドネシア料理って、本当に奥深いんですよ！
■参考：このテーマに関連するブログ記事です。こちらもどうぞ。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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