前回のブログ「曽祖父がインドネシアで創業した会社がTOBされて」の続きです。
曽祖父の経営哲学は、
・The good and the evil must be apparent.
・Employer’s hard working.
・Non employee-employer relationship.
という3点だったようです。
そんな曽祖父の考えからしても、今回のTOBは、おそらく歓迎すべき出来事なのでは? と思っています。成長と幸福の拡大装置が、より強化されるという点において。
□ □ □
創業79年。その間、いろいろなことがあって。
地元、Malang の産業と経済を支えてきたことは、親族としての私の誇り。
(実は、会社のサッカーチームまであって、本社近くのスタジアムで、某Jリーグチームとも試合をやったことがあります:笑)
本業以外にも、地元の人たちにエンターテインメントパークを提供して、ある家族は「車で2時間かけてでも、楽しみに来ています!」なんて声もあったりして。あるいは、地元の子供たちや、その家族の笑顔を見たりして。
そんな声を聞いたり、喜びの笑顔を見たりすると、身内を褒めるのも、おかしなものですが、本音としては、「ひいおじいちゃん、すげぇ!」って、本当に思います。
□ □ □
そんな、雲の上の曽祖父。
私が生まれた時には既に存命していなかったのですが、
ぜひ会ってみたかった人物の一人です。
以前、ネットで検索してみたら、
あるアメリカのジャーナリストが彼の論評をしていて、
びっくりしたことがあります。
中でも、
「彼の行った努力の歴史は、もっと記憶されるべきではないのか?」
「この歴史と足跡を、はたして、このまま風化させても良いのか?」
と提起してくれていて、
ものすごく嬉しかったこと、今でも覚えています・・。
□ □ □
いやぁ、ひいおじいちゃん、おめでとう。
いつも海外にまで視野を広げていた曽祖父。
今回、世界第二位の会社に率いられることになり、
より安定して、より強固に、より近代化がはかられて、
一層の成長が図られることを、私は期待しています。
社員のことや地域社会のことも含めて考えれば、
曽祖父はきっと喜んでいるだろうな・・・と思います。
私欲そっちのけの人だったみたいなので、余計に。
□ □ □
でも思うんです。
自分は、曽祖父をこんな風に尊敬して慕っていて、
今週の新聞記事を見て、「すげー」って、思ったりもして。
ひるがえって、自分は曾孫からそんな風に見てくれるのかなぁと。
まだ見ぬ、曾孫たち。
ひょっとしたら会えないかもしれない曾孫たち。
そんな彼らから、
自分は、はたして、「ひいおじいちゃん、すげー」って、
思ってくれるだろうか? と。
□ □ □
それは、きっと22世紀のことですね・・・。
子供から尊敬される。孫から尊敬される。
それはそれで大事だと思いますが、
でも、会えないかもしれない、曾孫、そしてその子供、
そんな世代の子孫たちから尊敬される存在になるには・・・。
今回のニュースを通じては、
そんなことまで、考えさせられました。
日々、本当に真剣に生きていきたいものです。
もっともっとスケールアップして頑張らなくては、と。
□ □ □
そんなことも含めて、
「ひいおじいちゃん、すげー!」って、本当に思います。
ひぃおじいちゃん、おめでとう。
僕は、まだまだ力不足だけれど、
でも、とにかくひたすら地道に努力して、どこまでも頑張りますよ!
# というわけで、記憶鮮明なうちの備忘録でした。
【このテーマ:おわり】
2009年6月26日 渡邉 裕晃
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