インドネシア・東ジャワ名物のラウォン。
ご飯とセットになった、牛肉のスープご飯「ナシ・ラウォン」(Nasi Rawon)が有名で、ぜひともお試しいただきたい逸品です。
インドネシア名物というよりは、「東ジャワ名物」と呼ぶべき逸品ですが、今回は、インドネシア第2の都市、東ジャワのスラバヤにある「ナシ・ラウォン」の名店、「ラウォン・セタン」を訪問。「ラウォン」の注文方法や食べ方、プラスアルファの楽しみ方を紹介します。
「ラウォン・セタン」は、ローカルな雰囲気が味わえるB級グルメ店。スラバヤに行く際は、ぜひ行ってみて下さい。オススメですよ!
目次
インドネシア・東ジャワ名物「ラウォン」とは?
【写真:「ラウォン・セタン」で食べる「ナシ・ラウォン」】
「ラウォン」は牛肉を煮込んだ真っ黒なスープが特徴で、私の大好物。「ナシ」はご飯のことです。この写真どうですか? たしかに「見た目」は悪いかもしれません・・・。
(一応これでも、手を付ける前の写真です)
でも、「見た目が悪くても、とんでもない美味!!」というのが、インドネシア料理にはたくさんあるんです。
スラバヤグルメの名店「ラウォン・セタン」の場所は?
私がスラバヤに来る度、足繁く通うのがこのお店。店の名前は「ラウォン・セタン」(Rawon Setan)で、日本語にすると「悪魔のラウォン」です。
スラバヤにあるラウォンの名店の一つで、先日の短期滞在中にも2日に1回のペースで通いました。
高級店ではなく、地元の庶民が集うお店です。
レジで会計をする度に、「あんた、インドネシア語うまいわね。どこの人?」と聞かれます・・・。レジは店のお母さんだったり娘さんだったりマチマチなのですが、一向に顔を覚えてくれません(泣)
「ラウォン」の注文の方法と食べ方
メニューは、この「ラウォン」1点のみ。
スープの他に、白いご飯も付いてくるのですが、「チャンプル」(スープの中にご飯が入っている)か、「ピサ」(スープと白いご飯と別々の皿に)」か、選択することができます。
これは「チャンプル」の写真です。
【写真:「ラウォン・セタン」で食べる「ナシ・ラウォン」(もう少しきれいな?盛り付け例)】
「ピサ」の方が量が多く、少し値段が高くなります。
でも、飲み物を付けて頼んだ場合でも、「チャンプル」「ピサ」いずれも200円から300円程度。
いくつかの種類の揚げ物などが入ったお皿も出てきますが、これは「食べた分だけ払う」という仕組みです。
(会計の時の自己申告制)
【写真:一緒に出てくる揚げ物おかずセット】
「ラウォン・セタン」のラウォンには、こんな楽しみ方も
このラウォン。朝食でも昼食でも、また夕食でもおススメなのですが、私の一番のおススメは、これを飲んだ後のシメで食べるという方法です。
スラバヤにはラウォンの名店がいくつかあるのですが、なぜ私がこの店に来るかと言うと、徒歩圏内にバーがいくつかあるからです。「酒飲み」にとっては大事なポイントですよね。
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夕飯で人と会う場合、私は会話を優先するので食事は控えます。
元々「少食」なので、あまり食べないのですが、
(イスラムの断食の時期であるラマダンでは、みんな昼食を抜くのですが、
私は日頃から昼食を抜いても特に問題なしです)
夕食を共にする場合は、
人と会話をする大事な時間なので、食事はさらに減らします。
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その後、当然、お腹がすいてくるわけですが、
夕食会という戦闘モードの休憩および反省も兼ねて、
シメの食事にピッタリなのが、このラウォンなのです。
「ラウォン」は、ローカルな雰囲気が味わえるスラバヤB級グルメ!!
【写真:先ほどの「ナシ・ラウォン」写真にさらに接近!】
同じテーブルのお兄ちゃんが話しかけてきたり・・・と、とても庶民的なお店です。日本基準からすると「小ぎたないお店」かもしれず、日本の知人に紹介したら、「お腹こわしそうだから、やめる」と言われた店です・・・。
それでも私はこの店のラウォンが大好きです。一人でも行きます。スラバヤの某お金持ち家族からも、「あなた、あんなお店で食べちゃダメよ。健康に悪いわよ」なんて言われました。
でも行きます。一人でも行きます、飲んだ後で。ちなみに私はここでお腹をこわしたことは一度もありません。
スラバヤでおススメしたいB級グルメのお店。スラバヤのマリオットホテルの目の前にあります。大通り沿いにありますが、少しわかりにくいかもしれません。でも、タクシーの運転手なら、誰でもわかります。ぜひ一度お試しあれ。飲んだ後におススメです。
【参考】東ジャワ名物「ナシ・ラウォン」に関するブログ記事
東ジャワ名物「ナシ・ラウォン」について取り上げたブログをまとめてみました。こちらも、ぜひどうぞ。