私たち家族は、インドネシアの東ジャワで暮らしていますが、
肉・野菜・魚は地元の市場で買っています。
インドネシアで暮らし始めて2年半。
最初の1年は、一人暮らしだったので1日3食すべて外食でした。
でも家族を連れて来てからは家でも食べるように。
食材は、通常のスーパーマーケットでも買いますが、
優先しているのは、地元の市場で買うこと。
安いだけでなく、とても新鮮。
市場で買うようになってから、スーパーで買うのは二の次になりました。
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結論から言うと、地元の市場はそれほど清潔ではありません。
よく見れば蜘蛛の巣があったり、
床も清潔とは言えず、いかにもアジアという雑多な雰囲気。
でも・・・、食材の鮮度には勝てません。
野菜も魚も肉も、やはり新鮮さの度合いが違うのです。
インドネシアの公用語はインドネシア語ですが、
私の住む東ジャワのマランは、ジャワ語圏。
地元の人たちが集う市場では、自然とジャワ語が飛び交います。
みんなインドネシア語ができないわけではありません。
だから、インドネシア語でも買い物は可能。
でも、みんなにとっての親しみのある言語はジャワ語なのです。
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市場にはいろいろな店がありますが、
何度も訪れるにつれて、だんだん顔を覚えてくれるように。
店の人から声をかけてくれて、
「今日は、このパパイヤが良いよ。どうする?」とか、
「何を探しているの?」とか。
探しているものがその店に無いものだと、
「あぁ、それなら、あっちの角の右の店にあるよ」
なんて、親切に教えてくれます。
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インドネシアの経済発展にともなって、
こうした伝統的な市場は、次第に追いやられるようになりつつあります。
中には、市場全体が閉鎖されてしまい、
よくある「ショッピングモール」に建て替えられてしまったり。
また、きれいなスーパーマーケットで買う人も増えています。
でも「安さ」だけでなく、
「新鮮さ」や「おいしさ」という意味でも、やはり市場は大事なんですよね。
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先日、この市場で買った「エビ」は、
高くないのに、サイズも大きく、
噛みごたえがしっかりしていて、とんでもない美味。
高級な中華料理店で出てくる一品のような味わいで、
心の底から驚きました。
例えばそういう体験をしてしまうと、
モールやスーパーよりも、
こういう市場で買いたくなってしまうんですよね。
(だって、人生の残り時間は有限なんですから)
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くさい、きたない、清潔な感じがしない・・・等のイメージから、
こういう伝統市場を敬遠する人もいます。
でも、本当に新鮮で、本当においしいのですよ。
しかも安いのだから、申し訳ない感じでいっぱいです・・・。
これもまたインドネシア生活ゆえの楽しみ。
妻と市場で買い物する時間は、なかなか楽しい時間ですよ。
海外旅行の際は、ぜひ地元の市場にも顔を出してみて下さい。
経験として、ぜひオススメしたいです。
【参考】インドネシアで肉・野菜・魚が手軽に買えるお店は?
なお、「ローカル市場は、ハードルが高いな・・・」という方は、ぜひこちらもどうぞ。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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