今回ご紹介するのは、ジャカルタ中華粥の名店「Kamseng Restaurant」です。
インドネシアでは「おかゆ」を食べる風習があり、なかでも「ブブル・アヤム」と呼ばれる、鶏肉のおかゆは有名。このお店の朝食のおかゆ、ホントにおすすめですよ!
なお店名である「Kamseng Restaurant」には漢字表記もあり、「金城沙●粥」となります。「●」の漢字は、上側が「保」で下側が「火」です。
目次
ジャカルタ中華粥の名店「Kamseng Restaurant」の場所は?
この「Kamseng Restaurant」は、ジャカルタのマンガ・ブサール(Mangga Besar)というエリアにあって、ここから北へ向かうエリアは、中華色が漂います。
古くからのチャイニーズエリアという雰囲気で、歴史的な印象すら感じられる領域です。
そんな場所で、朝からの特別なおかゆに「いにしえ」を感じ、そしてまた、一緒に食べた人から歴史を感じ取る・・・。庶民的なお店なのに、精神的におごそかになれる。そんな朝食でした。
今度は昼や夜にも行ってみたい。そんなお店です。
■住所:Jl. Mangga Besar I No. 26, Mangga Besar, Jakarta Barat
■グーグル・ストリートビュー
■食べログ・インドネシア
関連ランキング:中華粥 | ジャカルタ
ジャカルタ「コタ」地区のチャイナタウンに、中華粥の絶品が!!
ジャカルタの知人と「いつかご飯を食べよう!」ということで、私がジャカルタに滞在する機会を狙ってアポイント設定。でも、ランチ時間も夕食時間も、お互いなかなか時間がとれなくて・・・。「じゃあ、朝ごはんにしよう!」ということになったのです。
滞在先のホテルの場所を伝えると、「その近くにおいしい店があるからそこにしよう!」と。テーブルに出てきたものは、美味きわまりない「おかゆ(中華粥)」でした!
24時間営業!! 朝食から個性的で本格的なおかゆが味わえる!!
24時間営業のお店のようで、メニューを開くと、昼や夜でも楽しめるようなメニューが盛り沢山。朝のおかゆのページを見ると、例えばこの通り。
おかゆだけでも、本当にたくさんの種類があって、選ぶのに、かなり迷います。
私が頼んだのは、蟹のおかゆ。食べてみると、不思議な食感。普通のおかゆと違って、とろーりとした感じ。
いかにも「時間と手間をかけてつくりました」という印象で、高級感あふれる一品でした。意外と量があるので、一つのおかゆを複数人でシェアするのがオススメです。
せっかくなのでインドネシアの現地の人と食べてみよう
今回は、「はじめまして・・・」という人もいたので、そんな話をしながらの朝食会。
で、びっくりしたのですが、この写真に写っている中の1人は、叔父様がインドネシアの有名人。第二次大戦後に激しく戦われた、インドネシア独立戦争。そこで「英雄」とされる人物の一人なのです。
インドネシア独立運動の中でも、激戦として知られるのが「スラバヤの戦い」。この「スラバヤの戦い」の際に、オレンジホテル(旧・大和ホテル:現・マジャパヒトホテル)の最上階によじ登り、オランダの国旗をひきずりおろした青年がいます。
オランダ国旗の「3色」のうち、青い部分だけを破りとり(するとインドネシア国旗の2色になる)、ふたたび掲げ直したという有名な青年。それが、この写真に写っている中の1人の叔父様なのです。
話を聞いていてゾクゾクしました・・・。「スラバヤの戦い」について、詳しくはこちらをどうぞ。
なお、「Kamseng Restaurant」があるのは、ジャカルタ「コタ地区」と呼ばれるエリアですが、同エリアでオススメのレストランはこちらです。
また、ジャカルタで味わう「ブブル・アヤム」なら、ここもイチオシですよ。
【参考】ジャカルタ北部のオススメ中華料理店
ジャカルタ北部にあるオススメの中華料理店をご紹介しています。こちらも、ぜひどうぞ。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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